留学保険は保険料の安さだけで決めるべきではない

保険には生命保険、自動車保険、火災保険など様々な種類がありますが、留学保険というものがあるのをご存知でしょうか。海外旅行先での怪我や盗難等を保障する海外旅行保険と基本的には同じですが、期間が長いことが特徴です。通常の海外旅行保険は出国前に空港で手続きをして簡単に加入する事もできますが、留学保険の場合は保険期間も長くなるため保険会社に直接申し込む必要があります。海外旅行保険との主な違いは保険期間の長さですが、それ以外にも留学生ならではの特約をつけることができますので内容はじっくりと検討しておきたいところです。最近は保険商品についても低価格化が進んでおり、皆さんなんでも安いものを選ぶ傾向にありますが、保険については本来の目的を忘れてはなりません。


つまり、いざという時のための保障であり、保険料をケチっていざという時に必要な保障が受けられないようでは留学保険に加入する意味もないと言えます。同じ保障内容なら安いほうを選ぶという選択肢はもちろんありますが、ろくに保障内容を見ずに値段だけで決めてしまっては、万一の時にこんなはずではなかった、ということになってしまいますので注意が必要です。保険とはリスクの高い人ほど保険料が高額になるのが一般的です。たとえば生命保険や医療保険の場合、若い人は病気になるリスクや亡くなる可能性が低いので保険料が格安ですが、高齢者は驚くほどの高さです。80歳を超えてから医療保険に加入するとなると、まず加入できる保険を探すだけでも大変ですし、仮に加入できる保険があったとしても保険料は毎月数万円に上ります。


これはリスクを考えれば当然のことです。留学保険を見てみますと、安いものでも年間10万円以上の保険料です。年齢が若くてもこの金額で、これは他の保険と比べると決して低くはありません。留学先での怪我や病気はもちろんのこと、亡くなったり後遺障害も保障され、尚且つ個人賠償なども含まれての金額ですのでこの程度の金額にはなってしまいます。しかし先ほども申しましたように、リスクが低ければ保険料は安くなる仕組みですので、これだけの保険料になるということは、それだけリスクもあるということです。そのことを念頭において、保険選びをしましょう。もちろん無駄な保障はつける必要はありません。留学先で万一のことがあった時、後遺障害の保険金の額によって保険料は大きく変わります。他の保障が変わらないならこれらの保障の額を下げることで保険料を抑えることはできます。